つわり

 

つわりとは

つわりとは、妊娠初期に起こる胃のむかつきや
嘔吐、吐き気、食欲不振など胃や腸の不快症状のこと。

 

一般的に妊娠5~6週から14~15週くらいまで続きます。
妊婦の5割~9割の人に起こる症状で、軽く済む人もいますし、重くなる人もいます。
症状のつらさも個人差があり、まったくない人も。
食べ物はもちろん、水分も受け付けられないほど、
ひどいとき(妊娠悪阻)には、医師に相談しましょう。

 

 

つわりの原因

つわりの原因としてはざまざまな要因が考えられています。
■まだ胎盤が未成熟なので、妊婦の体が胎児を異物と認識してしまい
アレルギー反応が出ることで起こる
■急激な体の変化に自律神経のバランスが崩れ、副交感神経緊張状態をまねき
、一種の自律神経失調症となってしまうことから
■黄体ホルモンや絨毛性ゴナドトロピンが大量に分泌されるため
■母体があまり動かない様に流産を防ぐため
■毒素となるような食べ物を排除する目的のため

 

 

つわりの症状

■嘔吐、おう気
つわりは妊婦の50~90%の人が経験していると言われています。
重い人は、おう吐をくり返し、水分さえ摂取不能になり、脱水、飢餓状態となり、
点滴などの治療が必要になります。

 

食べ物の匂い、生活臭、たばこなど、普段はない嫌悪感を感じるようになります。
また湿気を嫌うようになり、台所やお風呂の湯気が苦手になります。

 

■体調の変調
疲れやすくなったり、首や肩がこったり。頭痛など。
下腹部の不調、さまざまです。

 

■胃のもたれ、むかつき
吐き気だけでなく、胃が痛くなったり、胸焼けがしたりします。
激しい胃痛を伴うときもあります。

 

■便秘や下痢
ホルモンの関係で妊娠中に便秘にになる人も。
便秘はつわりを悪化させるといわれています。
逆に下痢にちかい状態になる人もいます。

 

■頭痛
妊娠中の頭痛は決して少なくありません。
薬もほぼ妊娠中は控えなければならないので解決しにくい問題。

 

■食べ物
食べ物を見ただけで、嫌悪感を感じる人もいます。
テレビのCMを見ただけで吐き気をもよおすことも。

 

■嗜好の変化
今まで好きだったものが食べられなくなったり、一つの食べ物に固執したりします。

 

■心理的不安定
いらいらやゆううつな気分なることも。
少しのストレスにも耐久性がなくなります。
長期の吐き気と不具合を伴う人は精神的な消耗も少なくないようです。

 

■眠気
普段よりずっと眠気を感じることがあります。
個人差があり、少しだけ眠く感じる人や仕事や車の運転に支障が出るくらいの人も。

 

■喉の不快感
喉がむくんだ感じがある、食べ物や水分を飲み込むときに違和感があることがあります。

 

■唾液過多症
唾液が多くなることも。


 

関連ページ

超音波検査
画像で胎児や母胎の様子が確認できる検査。
基礎体温
朝、目覚めてすぐに計った体温のこと。これを記録することでさまざまなことが分かります。
子宮外妊娠
受精卵が子宮以外の場所で着床してしまうこと。まれに起こります。
絨毛診断
染色体異常や遺伝子異常、先天性代謝異常などを調べるために行われる出生前診断のひとつ。
切迫流産
切迫流産は「妊娠22週未満の流産しかかった状態」のこと。
多胎妊娠
双子以上の赤ちゃんを同時に妊娠している状態。
トキソプラズマ
トキソプラズマ原虫と呼ばれる単細胞の寄生虫で赤ちゃんに影響することもあります。
妊娠うつ
妊娠をきっかけに気分が落ち込んだり、くよくよ悩むようになるなどの軽い憂うつ状態に陥ること。
妊娠検査薬
妊娠したかどうかが分かる市販の検査薬。
母子健康手帳
妊娠初期から小学校に入学するまで母子の健康記録。
母性健康管理指導事項連絡カード
医師が働く妊婦に必要だと判断した措置を雇用者に連絡するためのカード。
胎芽
妊娠8週(3カ月)までの胎児こと。
妊娠検査薬
妊娠したかどうかがわかる市販の検査薬。